わが国の環境会計の特色と課題
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概要
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環境会計に関する研究は、今日、国際機関や各国の研究機関、会計士協会、企業実務家や企業団体等の多くの担い手により、さまざまな角度から取り組まれている。その一方で、わが国における環境会計の公表事例数は、民間企業のみならず自治体や非営利団体をも含めて、ここ数年来増加の一途をたどっている。その意味では、わが国の環境会計に対する取り組みは、他国と比較しても先進的な側面を有するということができよう。しかしながら、その反面、わが国独特の取り組みが、それゆえの問題点や課題を惹起しているのではないかと思われてならない。そこで、本稿ではこの点に焦点を当てて、わが国の環境会計の発展の特色を概観するとともに、そこから生じる問題点についての考察を試みる。
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