聴覚障害学生へのプロダクトデザイン教育の考察
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概要
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プロダクトデザインは問題点を発見し、その問題点を物やコト(仕組み)などを創ることで解決する1つの技術と言える。その技術は、調査・分析・企画といった論理的な側面と造形・設計といった感性的・計画的な物作りの側面の能力が必要とされる。これらを聴覚障害をもった学生に対して教育する際にはさまざまな聴覚障害者特有の課題がある。第1には、論理性と感覚性を持つデザインプロセスやデザイン技術をどのように理解・習得させるか。第2には、ものごとへの取り組みとより良いモノを創ろうとする能動姿勢や先取意識をいかに自覚させるかである。これらのことに対して本学2年次の専門教育「生産デザイン論・演習B」の授業で取り組んだ事例をとりあげ考察する。
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