入札制度の疲労が招いた事件 (特集 追いつめられた入札制度--摘発続く談合,広がる監視の目,財政難…強まる圧力が自治体に見直しを迫る)
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概要
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2000年3月27日──。北海道は,本庁と全支庁が発注する公共工事で,道が不正な受注配分を行っていた事実を公表した。自治体自ら「官製談合」を認める前代未聞の出来事。公正取引委員会が道に行政指導する見込みで,堀達也北海道知事と道の幹部職員らに責任問題がおよぶのは必至とみられている。 この事件のきっかけは,99年10月の上川支庁に対する公正取引委員会の査察。
- 2000-04-28