トーメン、ハウステンボス、熊谷組、ハザマ…。昨年来、バブル後苦境に陥った企業群に対する銀行の債権放棄が相次いでいる。しかし、誰もが抱く疑問がある。「これら企業は本当に蘇ることができるのだろうか?」。 あまたの債権放棄と再建計画のどれをとっても、それほど将来の展望が開けているとは思えない。