欧米に比べ立ち遅れが指摘されているバイオテクノロジー産業が、将来、無事に日本でも立ち上がったとすれば、恐らく大滝義博はその“育ての親”と呼ばれるに最もふさわしい人物だ。 大滝は、バイオ技術に精通するベンチャーキャピタリストとして希有な存在感を確立している。