実数乗ノルムに基づく数量化分析3類によるシニアシミュレーションの評価
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概要
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数量化分析3類は, 個体のクラスであるパターンがカテゴリーに反応した度数に基づいて両者の相関が高くなるように各々に数値を与え分類するものである.回帰分析では, 最小絶対値距離によるロバストな回帰分析の重要性が指摘されている.本研究では, 2乗距離を絶対値および実数乗距離に代えた数量化分析3類を定式化し, 内点法による解法アルゴリズムを提案する.そして, 従来の数量化分析3類および提案法での計算結果を比較検討する.数値例では提案法を用いることにより, 分類結果がより明確となることを示す.また, 提案法による分析の対象としてシニアシミュレーションに対する若者の感性を取り上げる.シニアシミュレーションは, 若者が高齢者の身体的障害を疑似体験するものであり, 性格や趣味などの相違や個人の感性により種々のシニアシミュレーションから受ける印象や評価がどのように変わるかは曖昧で分析の困難な対象であると考えられる.そこで, 提案の数量化分析3類を用いて分析し, より明確な分類結果が得られることを示す.
- 1999-02-15
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