納期変動をもつ個別受注生産における標準品利用政策の解析
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概要
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個別受注生産においては, 標準品を在庫し, これらを受注後手直しすることによって, 出荷までのリードタイムを短縮することがある.この場合, 標準品の在庫と手直しに付加的費用が発生するため, 納期に十分余裕があるときには, 指示された仕様の品物を最初から個別仕様で製作することが望ましい.本研究では, 納期がある閾値より大きければ, 最初から個別仕様で製作し, 閾値より小さければ標準品の手直しによって注文に対応する生産指示方策を考察する.標準品については(s-1,s)政策を用いることとし, 初期在庫量sと納期に関する閾値の最適値を決定するモデルを提案し, 理論的解析を行う.注文の到着間隔が独立な一般分布に従うとき, その平均費用を導き, とくにポアソン到着の場合について, 最適化解析を行い, いくつかの性質を導く.これらの結果をもとに, 最適化アルゴリズムを構築する.
- 1998-10-15
論文 | ランダム
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