自動販売機のマシントランブルが機器使用時の意思決定に及ぼす影響
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概要
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自動販売機は販売行為の自動化, 販売人員の省力化を促進した機器である.しかし, 一方で「商品が出ない」等のトラブル発生時には, 無人化の故に迅速な対応ができないため, 信頼性の低下から販売機の使用を手控えるといった行動の変化が考えられる.本研究では, 各種トラブル経験の有無, 嗜好性, 使用頻度等の特性が, 使用時の意思決定にどんな影響を及ぼすかを研究し, 機器開発のための基礎資料を作成することを目的とした.438名の利用者に対してアンケート調査を行った, その結果アンケート対象者の7割が販売機でのトラブル経験をしており, そのうち半数以上がトラブルの対応時に諦めていることが明らかになった.数量化理論III類による分析の結果をみると, 「トラブルへの対応についての軸」, 「利用頻度についての軸」, 「損失金額の軸」の因子が抽出できた.トラブルの経験の有無, およびその時の対応方法が, 購買頻度や, 嗜好性に影響があることが示唆された.
- 1998-04-15
論文 | ランダム
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