人間作業におけるとまどい現象と最適作業分割量に関する研究
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概要
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本研究は人間が担当する作業分割量について作業要素の結合, 複雑化に伴って人間の作業行動の中に発現するある種のとまどい行動と作業域拡大に伴う動作距離の変動, 両者の特性を部品組み付け作業を通して明らかにし, そこから作業効率上, 最適な作業分割量の検証を行ったものである.その過程として部品種類数ととまどいの関係, 動作時間と動作距離の関係, 作業習熟ととまどいの関係を求め, 結果として次の事項がわかった.1)とまどいからみた部品種類数について5種類を越えると作業時間に有意差が認められ, 20種類を越えるととまどいがより顕著に増加する.2)組立作業時間を, とまどい行動を配慮し, 種類数及び距離から算出させることが可能である.3)作業習熟により, とまどい行動は50%程度減少可能である.これらの結果及び評価式により小物組立品(座位)のライン作業における移動作業方式の最適作業分割量の範囲を明らかにすることができた.
- 1996-08-15
論文 | ランダム
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