Atypical Benign Partial Epilepsy of Childhood(ABPE)の1症例 : 長時間脳波記録による検討
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概要
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症例は検査時4歳0カ月の男児で, 3歳1カ月から入眠時右口角の部分発作が出現, 3歳7カ月からは非定型欠神発作を認め, 3歳10ヵ月からは瞬目, 躯幹, 上肢の脱力発作を伴った非定型欠神発作重積状態となった。脳波では左側C-P-mT-pT優位の鋭・徐波複合が両側広汎性にみられた。小型携帯脳波計を用いた21時間半の記録では覚醒時から広汎性鋭・徐波複合がバースト状にみられ, 入眠と共に連続性に出現したが, 全NREM睡眠での連続性鋭・徐波複合の占める割合は40%であった。REM睡眠でも広汎性鋭・徐波複合はバースト状に出現し, 朝の目覚めとともに減少する傾向にあった。夜間の睡眠時間におけるREM睡眠の占める割合は21%であった。発作予後, 知的予後は良好であった。臨床経過, 脳波所見よりABPEと診断し, CSWS, Lennox-Gastaut症候群との相違について検討した。
- 1994-02-28
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