複雑部分発作後のもうろう状態の神経心理学的症状 : 意味記憶とエピソード記憶の回復時間のずれによるその類型化の試み
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概要
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108個, 22症例の複雑部分発作に呼称・音読・見当識課題を含む20の設問からなる課題を, 全ての設問に対して目的語が到達されるまで繰り返し検査し, その内容を逐語的に再現して, 錯語類型と回復時間という視点から分析した。その結果, 見当識の回復時間をエピソード記憶の障害度の, 呼称・音読の回復時間を意味記憶の障害度の指標とした場合, (1)両方の記憶がともに早期に回復するもうろう状態早期回復群, (2)エピソード記憶の回復が遅れるエピソード記憶障害優位群, (3)両方の記憶の回復が同程度に一定の期間を要する意味記憶障害優位群が区別され, 更に, 意味記憶障害優位群の中には, (4)形体的語性錯語, 語新作を頻発する特異な一群が存在した。また, (1)(2)は右病巣との, (3)(4)は左病巣との関連が示唆された。
- 1991-10-31
論文 | ランダム
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