W-CDMAにおけるTSTDを用いたときの3段階高速セルサーチ方式の室向・屋外実験特性

概要

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W-CDMAシステムにおける第1サーチチャネル(PSC),第2サーチチャネル(SSC)を用いる3段階セルサーチ法について,PSC,SSCをスロット毎に送信アンテナを交互に切り替えて送信するTime-SpaceTransmitDiversity(TSTD)を用いた場合のセルサーチ時間特性を室内および屋外実験により評価した.屋外実験結果より,平均車速5.k111/11での低速走行時において,通信チャネル(DTCH)数10,DTCHの平均受信E,/No=7dB,共通パイロットチャネル(CPICH)のDTCHに対する送信電力比R=-3dBにれは基地局のCPICHとDTCHを合わせた全送信電力の4.8%がCPICHに割り当てられることに相当する),PSC,SSC合計の送信電力がCPICHの送信電力に等しいとき,PSC,SSCI-.TSTD送信を用いることにより,Iアンテナ送信の場合に比較してセル検出確率90%を実現するセルサーチ時間を約100msec短縮できることを示した
電子情報通信学会の論文
1999-11-26