マルチメディアワイヤレスATMにおけるサービスアーキテクチャ
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概要
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マルチメディアワイヤレスATMネットワークにおいては, 誤り発生率が高く, 帯域が限られている無線回線上で様々なQoS(Quality of Service)の要求品質を保証することが重要である. 本稿では, マルチメディアワイヤレスATMネットワークに適した, 誤り訂正方法の組合せ手法を提案し, Qosサービスを実現する方法について考察する. まず, リアルタイム性のあるアプリケーションに適用するために, ビットレベルとセルレベルの2つのレベルのFECを組み合わる方法について検討する. さらに, 遅延に対する許容度の高いデータ通信に対しては, ビットレベルのFECとARQを組み合わせたものを適用する. 解析的手法を通じて, 異なる要求品質を持つCBRコネクションに対して, 必要となるFECの冗長度を明らかにし, また, UBRサービスクラスにおける遅延の導出を行なっている.
- 1997-06-24