前号までのあらすじ 葉山銀リースで営業部の全顧客データが消えるという事件が起こった。ヘッドハンティングされ、退社が決まった営業部課長の熊谷哲二が、部下を使ってシステム部門の女性社員をだまし、顧客情報を閲覧。さらにファイルを消し去った。熊谷と同期で情報システム部課長である三津井明芳は犯人をつきとめるが、事情を問いただした後、そのまま別れてしまう。