黒毛舌症について
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概要
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黒毛舌症は1888年Brosinにより始めて記載され,戦前までは稀有症の1つに算えられていた.併し,近時各種抗生物質等の普及に伴い本剤投与中,屡々舌の黒色化を呈することが指摘され,本症と抗生物質との関係は諸家により注目されている.吾々は最近,抗生物質投与とは無関係と思われる本症の2例を経験したので,その大要を述べると共に,自験例を含む本邦に於ける本症の85例について試みた統計的観察の概略を報告する.
- 公益社団法人 日本皮膚科学会の論文
公益社団法人 日本皮膚科学会 | 論文
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