放電加工における単発放電痕の除去割合の測定に関する研究
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概要
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単発放電痕の除去体積は放電痕中心付近の断面形状の観察から浅い皿形状や球体の一部として数学的に近似して求めた例はあるが,盛上り部分などの溶融再凝固層などの体積は求められていない.筆者らは,断面形状積算法を用いて溶融部,除去部,盛上り部,そして放電痕に残留する再凝固層の各部分の体積を積算することに成功している.本研究は,断面形状積算法で積算した体積の誤差の検討を行うとともに,数学的近似で算出した体積との比較を行なった.また,放電痕形状が除去割合に及ぼす影響についても報告する.
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公益社団法人 精密工学会 | 論文
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