PEFC電解質膜劣化現象解明のための膜内電位分布計測
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概要
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近年、固体高分子形燃料電池(PEFC)の普及に向けて、耐久性の向上が大きな課題となっており、劣化現象の解明が不可欠である。その中でも電解質膜の劣化は、膜内の電位分布が原因であると考えられる。そこで本研究では、金属線プローブを用いて、その電位分布を様々な条件下で測定し、劣化現象との関係について検討した。その結果、電解質内の大部分において0.6V以下の電位が計測されることが明らかになり、膜劣化の主因となる過酸化水素が電解質の大部分において生成する可能性があることを示した。
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社団法人 日本伝熱学会 | 論文
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