フェノール樹脂/ 銅ナノ粒子コンポジットの 新規作製方法とその物性
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概要
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レゾールを任意の割合で溶かしたメタノール溶液中で溶液還元法により水酸化銅(Ⅱ)から銅ナノ粒子を作製した。本法の特徴は銅ナノ粒子の作製とフェノール樹脂による被覆が同一行程で進行することであり,作製した銅ナノ粒子は酸化や凝集が起こりにくく,フェノール樹脂中へ高充填およびナノ分散が容易であった。得られた銅ナノ粒子分散インキ(フェノール樹脂/ 銅ナノ粒子分散コンポジット)は,銅含有率が増加するに従って体積抵抗率が低くなり,銅含有率が91wt%の場合,その抵抗率はプリント配線用の銅箔には及ばないものの,それに迫る低い値になった。
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