激しい大気現象観測のための気象研究所Xバンド可搬型ドップラー気象レーダー -現状と運用-
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概要
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気象研究所可搬型ドップラー気象レーダー(X-POD)は、様々な大気現象を詳細に観測するために開発された地上ベースのレーダーシステムである。半径60kmの観測範囲、2度のビーム幅、1.0/0.5/2.0マイクロ秒のパルス幅により150/75/30mの距離分解能の観測が可能である。重要な特徴はその可搬性である。X-PODはトラック搭載レーダーで、なおかつ輸送後にトラックから取り外し建物の屋根に取り付けることも出来る。この研究では、X-PODの現状と運用について紹介し、さらに観測例を示す。X-PODは今後シビアウェザーや風災害の研究に役立つことが期待される。
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一般社団法人 日本風工学会 | 論文
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