バイナリコンポーネントベースソフトウェアの構造の機能規模を伴う視覚化
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概要
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開発コストの削減とソフトウェア全体の信頼性の向上を目的とした開発手法として、コンポーネントベース開発がある。コンポーネントベース開発ではしばしば、第三者によって開発されたソースコードを伴わないバイナリ形式で配布されたコンポーネントを再利用して、新たなソフトウェアを迅速に構築する。得られたソフトウェアを継続して保守するためには、ソフトウェア全体の構造/振る舞いの視覚化が重要である。しかしながら、従来のソフトウェア可視化手法はプログラムソースコードの解析を必要とするため、バイナリコンポーネントを組み合わせて得られたソフトウェアの可視化に利用することは困難である。本稿では、Javaバイナリコードの解析により、ソースコードを伴わないJavaBeansコンポーネントによって構成されるプログラムについて、コンポーネントおよび他の補助的クラス間の依存関係を取得し、各コンポーネントの機能性に基づいて全体を視覚化するシステムを提案する。
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日本ソフトウェア科学会 | 論文
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