メディアデザイン基礎教育プログラム:I/Oモジュールを使ったインタラクションのデザインと制作
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概要
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メディアを使ったコミュニケーションを研究や制作の対象としている学生には、メディアを仲介として表現する力と表現されたものを読み解く力が求められる。この力の習得を目指し、創造性教育の観点からのアプローチをとる、メディアテクノロジーを使った教育プログラムを提案する。プログラムでは、「身体・物質・メディア」をテーマに、タッチセンサ、赤外線センサなどのセンサ技術を用いたインタラクティブなインスタレーションの制作を行う。身体と知覚の関係性と変化を生み出すアイディアの構想を期待し、それを創出するメディアテクノロジーのリテラシーを高めるのが目的である。このような制作演習にはセンサやアクチュエータを制御する電子回路とプログラム技術が必要であるが、この部分の負担を軽減するため、既存のI/Oモジュール(Gainer)、オリジナルなデモ基板、センサやモータ、LED、ケーブルなど必要最小限の部材を含む制作キットを開発した。このキットにより、電子工作をすることなく、センサ技術を利用したインタラクティブな「装置」を比較的容易に制作することができる。
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