東京都多摩産材の活用の取り組みと今後の展開
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概要
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近年日本では、戦後大量に植林されたスギの影響で、スギ花粉症の増加が問題視されている。東京都では、都知事が環境大臣に「花粉症対策の推進に関する要望」の申し入れをしたことにより、「東京都花粉症対策本部」が設置された。また、東京都においては森林の6割がスギ、ヒノキ等の人工林であり、近年の林業の採算性低下に伴う伐採放置林の増加のため、その保育管理が急がれている。 よって、東京都では今年度予算案に都内のスギ伐採予算を盛り込み、10年間に1,200ヘクタールの伐採を計画している。しかし、伐採後のスギの用途開発は充分に行われていない状況にある。 本研究では、東京都多摩産スギの等級別あるいは材の部位別に、それぞれに適した利用方法を検討し、特に家具や建具を対象とした用途開発を提案することを目的とする。
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