空隙をもった標的の衝突実験-レゴリス・ボルダーはぎとりの可能性
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概要
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太陽系内の小天体には空隙率の高いものが多いとされており、それらの構造と熱・衝突進化の過程を研究することは非常に重要である。我々のこれまでの研究では、同じ圧縮強度を持つターゲットでも、高速衝突の方が低速衝突より、最大破片から求める衝突破壊強度が大きい値をとることが分かっている(瀬藤他 2006秋期講演会)。今回我々は、高空隙率体内部での応力波の減衰の違いについて調べるために衝突実験によって飛び出すターゲット粒子の速度を測定し、空隙を持つ模擬天体内での減衰率を求めた。
- 日本惑星科学会の論文
日本惑星科学会 | 論文
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