原始惑星系円盤の力学的進化に伴う水の再分配
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概要
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コンドライト構成物質の酸素同位体組成は、原始惑星系円盤に それぞれ<SUP>16</SUP>O、<SUP>17</SUP>O及び<SUP>18</SUP>Oに富む2種類の物質が存在し、それらが異なる量比で混合されていたことを示唆する。本研究では、分子雲において形成される<SUP>16</SUP>Oに富むCOガスと<SUP>17</SUP>O及び<SUP>18</SUP>Oに富む水氷が円盤のダスト-ガス動径分別により量比を変えて混合され、その結果円盤の酸素同位体組成が大きく変動することを示す。得られた結果とコンドライトの分析値・年代学的制約とを比較し、原始太陽系星雲における酸素同位体組成進化のシナリオを検討する。
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日本惑星科学会 | 論文
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