可視広視野画像を用いた太陽系小天体探査
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概要
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太陽系小天体の空間分布やサイズ分布は,太陽系形成過程を探るうえで重要である.それらは地球に近いため,天球上を移動して見える.通常,移動天体の検出には3枚以上の画像が使用されるが,本研究では2枚の画像を用いることで小天体探査以外の観測のデータを活用する.解析を高速化するため,独自に自動検出プログラムを開発した.今回,すばる望遠鏡Suprime-camのr'バンド画像1.9平方度を解析し,限界等級24.4等を達成,移動天体287個を検出した.得られた累積サイズ分布の傾斜は過去の研究とよく一致した.
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日本惑星科学会 | 論文
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