経路上の混雑及び障害物を考慮した水害避難行動モデル
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概要
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水害時における人的被害の最小化を考えるにあたっては,被害者となる地域住民の災害対応をシミュレートし,その結果を住民自身がイメージしておくことが重要である.そこで本研究では,世帯単位で避難行動シミュレーションを行う従来の水害避難ミクロモデルに,避難主体には経路上の他の避難主体や障害物など周辺の状況を把握して速度を調整する機能を付加し,特に経路上の混雑が避難行動に与える影響について検討した.上記の特徴に加えて,本研究ではこれらを表現する手段として、関係式モデルと回避行動モデルの2つを比較検討した.
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