流出モデル予測流量のダム操作への活用に関する検討
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概要
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平成16年7月に新潟県・福島県、福井県などで発生した豪雨災害を機に、国土交通省より「豪雨災害対策緊急アクションプラン」が策定され、「防災機能を一層向上させるための既存施設の有効活用」が歌われている。「降雨予測技術の進展も踏まえた,ダムの機能をより効果的に発展させるための操作ルールの変更」が挙げられており,最近では,ダムの洪水調節に関する論文が多く報告され、その機運が高まっている。流出モデルの予測精度が向上し、ダム運用に寄与できると考えられている。本研究では、流出モデルによる予測流量をダム操作に活用し、既存ダム容量の高度な利用の可能性を検討する。
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水文・水資源学会 | 論文
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