極端気象現象とその影響評価に関する研究
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概要
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極端気象現象の物理機構から影響評価までを専門とする研究者を一同に会し,防災政策に役立つような将来展望を如何に発信するかについて議論を行うことを目的とし活動を行った.主たる活動として,2009年11月5日から6日にかけて開催された,"極端気象現象とその影響評価に関する研究集会~より良い将来予測を目指して~"を挙げることが出来る.研究集会は,21世紀気候変動予測革新プログラム「極端現象予測」,京都大学防災研究所,京都大学防災研究所GCOE-ARS,土木研究所ICHARM,気象庁気象研究所,国土技術政策総合研究所との共催であった.集会では,災害から,水質,生態系システムへの影響,更には水政策や避難行動までも範疇として話題提供された.非常に国民の関心が高い気候変動予測の中でも,災害に結びつく極端現象に関する最新成果と,それを踏まえた議論は,参加者のみならず社会的にも大きな影響を与えることが期待されるものであった.
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