安全な水供給による難民キャンプにおける就学率の向上
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概要
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2000年にセネガルのダカールで行われた「世界教育フォーラム」において採択された目標の一つである「2015年までの初等教育の完全実施」に向けて、各国及び国際機関、国際協力機関等が活動しているが、現在、達成には難しい状況にある。特にサブ・サハラ地域は最も困難な状況にあり、就学率は約60_%_となっている。<BR>また、冷戦後、グローバル化の急速な進展による、武器や薬物の密輸、感染症などの拡散の問題や、冷戦構造の崩壊による、人種・民族、宗教などを要因とする紛争及びそれに伴う、難民・国内避難民・対人地雷・小型武器などの問題が発生しており、初等教育の完全実施に向けた安全な教育環境の確保すら難しい状況も発生している。本研究では、その中でも、平和と開発の持続的発展に重要な位置を占める難民への初等教育、特に就学率の向上について水をエントリー・ポイントとして検討を行った。
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