高山盆地における放射霧と水蒸気輸送について
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概要
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岐阜県の高山盆地において、市街から乗鞍岳山頂直下の間で地上気象観測、画像記録、ラジオゾンデ観測、水蒸気サンプリングの4つの観測を行った。画像解析によって、霧の発生判断をすると共に、気象データを用いてそのときの気象条件を明らかにしていった。また、大気中の水蒸気を4日間連続で3地点において採取し、同位体組成を分析した。この結果から、1日2回の周期で盆地内の大気が混合している可能性が示された。
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