産業連関を考慮した水資源・経済モデルに関する研究
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概要
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水不足はさまざまな地域で発生している問題であり、人間の活動にどのように影響を与えるのかを予測する必要がある。そこで、水資源・経済モデルとして、本研究では応用一般均衡モデルに注目して日本を対象に研究を行う。応用一般均衡モデルにおいては財・サービスのフローが表されている社会会計表のデータが必要となる。そこで、産業連関表などを用いて、企業を第1次産業、第2次産業、第3次産業および水を供給する事業者という4つに分類した日本の社会会計表を作成し、水と産業の関連を表現できる応用一般均衡モデルを作成する。このモデルにより、水資源と経済システムとの関連を分析することが可能となる。
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