流域水循環・熱循環を考慮した統合水文モデルの開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
陸域における水循環に関しては様々なモデルが開発され、環境評価、水資源評価、災害評価などに利用されている。一般に水循環モデルでは水収支(物質収支)が扱われ、熱的現象は練成して解かれることは稀である。本研究では物質収支と熱収支を完全に連成したモデルの開発を試みている。この手法は、地圏の水循環メカニズムの解明や、環境評価などにも有用と考えられる。今後の実用化を目指し、結果の検証、実フィールドへの適用を図っていく予定である。
- 水文・水資源学会の論文
水文・水資源学会 | 論文
- 出水時における河川水中リンの濃度上昇を考慮したヒノキ人工林流域におけるリン収支
- 北海道南西部噴火湾沿岸流域における土地利用の違いが浮遊土砂流出特牲に及ぼす影響
- インドネシア, ブランタス川上流域における放射性同位体Pb-210exを用いた土壌侵食量と土砂供給源の推定
- 降雨流出過程の相違が渓流水質形成機構に与える影響
- 自己組織化マップを利用した豪雨時の成層状態の診断