水資源の持続的管理のための貯水池土砂管理の推進
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概要
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水資源開発や洪水調節を目的として建設されてきた貯水ダムの将来における最大の課題はダム堆砂による貯水容量の減少である。2003年3月に開催された第3回世界水フォーラムにおける分科会「流域一貫の土砂管理(貯水池土砂管理に向けた挑戦)」では、従来の有限な設計寿命の考え方に対して持続可能なライフサイクル管理の考え方が提案された。本報では,水資源の持続的管理のための貯水池土砂管理を推進する上での課題と日本の役割について考察した。
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