泌尿器腹腔鏡技術認定制度:制度の概要と審査結果
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概要
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泌尿器腹腔鏡技術認定制度は,日本内視鏡外科学会および関連各科と歩調を合わせて2004年に発足した.6年間に延べ906人が申請し,未編集ビデオでの技術評価の合格者は564人,合格率62.3%であった.初回申請者の合格率は62.2%,2回目は64.1%,3回目以降は55.6%である.2名の審査委員のビデオ審査合否一致率は全体で65.7%であった.6年間を集計して検討すると,数名の審査委員が他の審査委員より厳しい判定をしていると考えられたが,担当した審査委員ごとの最終合否判定率には有意な差を認めなかった.今後,審査の信頼性の更なる向上と制度の妥当性,有効性の検証が求められる.
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日本泌尿器内視鏡学会 | 論文
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