WEBサイトへのアクセス履歴情報を利用した携帯電話の解約予測モデル構築法に関する提案
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概要
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市場が飽和状態にある中,携帯電話会社各社は既存顧客の流出阻止,囲い込みに躍起になっている.既存顧客の囲い込みに当たっては,事前に解約する可能性の高いユーザ群を分別し,優良顧客に対しては大幅な料金の割引を行う等,様々なリテンション施策を実施しているが,解約を完全に防止するには至っていない.一方,携帯電話会社はユーザによるWEBサイトへのアクセス履歴データや検索エンジンに入力された検索語句等,様々なトランザクションデータを利用可能な状況にあるが,個人情報保護法,電気通信事業法等による制約があり,まだ殆ど活用されていないのが現状である.本研究ではこうしたデータのうち,携帯ユーザによるWEBサイトへのアクセス履歴に焦点を当て,アクセス履歴データを活用した携帯電話の解約予測モデル構築法を提案することを目的とする.
- 公益社団法人 日本経営工学会の論文
公益社団法人 日本経営工学会 | 論文
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