カラム打設実験による気泡混合処理土の材料特性
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概要
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気泡混合処理土の現場への適用において、密度は重要なファクターである。密度が小さくなると、それに比例して気泡量が増加し、かつ変動量も増加するため、気泡混合処理土の材料特性により大きなばらつきが生じると考えられる。本文は、密度が0.5~1.1g/cm3の気泡混合処理土を現場で作製して材料特性を求め、次にカラム打設実験を行って、密度に及ぼす打設高さの影響について調べた。その結果、(1)目標密度0.5g/cm3の場合は目標密度の確保に綿密な気泡量管理が必要であること、(2)深度方法の密度の増加は自重力による気泡の縮泡量をボイルの法則で求めて密度を補正したものとほぼ一致すること、などが明らかとなった。
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