城郭石垣修復時の裏込め材料試験(その1)-裏込め材配合の現場転圧試験-
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概要
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皇居石垣の修復に際し、その文化財としての価値を損なわず、かつ修復前以上の安定性を確保することが求められている。石垣の安定性には、背面地山、支持地盤の他に石垣背面に設置する裏込め材が大きく寄与していると考えられる。その裏込め材の目詰まり防止や沈下防止を図るため、現地発生の栗石を使用しつつ、栗石間の隙間を砕石にて充填することとした。その際の栗石と砕石の適正配合を選定するために、現場転圧試験を実施し、最大乾燥密度で評価することとした。本報告では、裏込め材の適正な材料配合を選定するための現場転圧試験結果について報告する。
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公益社団法人 地盤工学会 | 論文
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