トルコ・コジャエリ地震で被害を受けたアダパザル市周辺盆地の深層地盤構造
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概要
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1999年に発生したトルコ・コジャエリ地震時にサカーリャ県の中心都市,アダパザルでは壊滅的な被害が生じた.最も被害を受けたアダパザルの市街地は震源断層から8-10kmも離れているため,アダパザル盆地の深層地盤構造により地震動が増幅されたと考えられる.アダパザル盆地で実施された重力探査,脈動測定の記録から基盤構造が推定され,すでに発表されている.本研究では,さらに2002年6月に実施された屈折波探査の記録を用いて屈折法・反射法解析を実施し,発破側線下の2次元地盤構造を推定した.また,その2次元モデル,重力から推定されていた基盤構造,脈動の卓越周期を制約条件とした3次のB-スプライン関数を用いて3次元地盤構造を推定した.
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公益社団法人 地盤工学会 | 論文
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