秋田県の産業構造の分析と企業におけるIT活用の実態調査
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概要
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本研究の目的は、秋田県の産業構造を分析するとともに、秋田県内企業のIT活用の現状について明らかにすることである。Porterの5つの競争要因及び価値連鎖の理論的枠組みに基づいて調査票を設計し、秋田県内企業834社を対象にアンケート調査を実施した。357社から回答が得られ、分析を行った結果、秋田県内企業の競争要因の中で最も強い要因は「顧客の交渉力」であり、最も弱い要因は「新規参入の脅威」であることが明らかとなった。また、IT活用において重視度の高い活動は「全般管理」で、重視度の低い活動は「製造」であった。本研究の分析から、秋田県内企業が対応すべき重要な競争要因とITの適用を積極的に検討すべき価値活動が明らかとなった。
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