価値基準主導による事業とITの戦略的整合:製品優位性企業のケース
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概要
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本研究では製品優位性企業の事例を取り上げて、製品優位性の価値基準がどのように事業戦略・IT戦略・業務システム・情報システムの4つの領域のタイプを主導し、整合が図られるのかを考察する。製品優位性企業として、検索ポータルサイトを運営するGoogleと日用消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(P)を取り上げ、製品優位性の価値基準主導による事業とITの整合について考察する。GoogleやPは、製品優位性の価値基準を最大限実現するように、それぞれの領域タイプとして差別化戦略、変革戦略、製品革新型、社内情報型を選択し、これら領域間の統合・適合・融合を図ることによってマーケット・リーダーの地位を確立している。
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