Web投票での評価システムと信頼性について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
eコマースの進展とともにWebサイトでの消費者による意見や評価データが活発化している。特に、顔が見えない相手との取引には、ネット上での口コミが大きな影響を与えるものと考えられる。AmazonやSNSでのレビュー例を見るまでもなく、その評価方法は多岐にわたる。ユーザからサイトに寄せられる情報の量と質が運営するサイトの価値を高めており、これらを収集するために運営サイト側はインセンティブを与える工夫をしている。本稿では、不特定対数の意見が実態を正確に表現しているかに着目し、その活用方法について考察する。まず、Webでのレビュー評価の分類・調査をし、従来の記述式アンケート調査に代わるものとして、ネットでのアンケート調査は可能であるかどうかを論ずる。また、多くのユーザの意見をできるだけ正確に反映させる方法について考察する。特に、ベイジアンフィルターや「市場経済法」として評価者のインセンティブとの関連性に注目する。
- 経営情報学会の論文
経営情報学会 | 論文
- ソフトウェア分野における研究開発テーマ策定の方法論とその評価
- エージェントモデルを用いたATMの設置台数決定法
- 特集にあたって : 「情報技術(IT)の人間的側面」の重要性について
- 経営能力の育成に向けて : ケースメソッドの果たす役割とその教育方法
- 医療機関へのBSCの導入と情報マネジメント