「オルフェウス・プロセス」に関する一考察:オーケストラの指揮にみる暗黙知の研究
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概要
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「オーケストラの指揮者の役割とは何か」を突き詰めていくと、「経営者の役割とは何か」という問題と共通する部分が多いことに気が付く。そして、オーケストラの指揮について考察する場合「暗黙知」(tacit knowing) が占める領域がきわめて大きいというのが、筆者の現時点での仮説である。では、昨今注目を集める「オルフェウス・プロセス=指揮者のいないオーケストラ」においては、「暗黙知」の共有はどのように行われているのか。本当にオルフェウスには「指揮者」はいないのか。「オルフェウス・プロセス」のモデル「オルフェウス室内管弦楽団」を現代の優れた指揮者が指揮をしたらどうなるのか。これらの疑問に対して、「暗黙知」をキーワードに考察する。
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