複合型加工製品における生産計画支援システムの提案
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概要
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製品を加工する際,その生産形態において工程の型が分類されている.一般的には多段分解型工程と多段組立型工程の製品構成に大別され,それぞれ生産計画立案支援システムの提案がなされている.しかし,同一企業において,分解型工程と組立型の多段工程が混在する多段複合型の製品製造を行う際には,工程のレベル毎に資材情報と資源情報を再構築する必要が生じ,生産計画立案プロセスがより複雑になり,これに対応した生産計画立案支援システムはあまり見うけられない.本研究では多段複合型工程を持つ事例として,水産加工業の生産工程に着目し,多段複合型工程に対応した生産スケジューリングと原材料所要量計画立案支援システムを提案する.本稿では,対象企業のデータを使用して原材料所要量計画サブシステムの動作の確認を行い,その課題を抽出する.
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