超弾性筋かい・履歴型ダンパー併用構造のハイブリッド地震応答シミュレーション
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概要
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使用温度に依存して、形状記憶効果、超弾性、これらの遷移状態などの異なる特性を表わす形状記憶合金の構造システムへの応用の最も簡単な例として、室温で超弾性特性を示す棒材を対になった引張筋かいとして使用することを検討した。このような超弾性要素を履歴型ダンパーと併用した場合の地震時挙動をハイブリッド地震応答シミュぇーションで実証的に調べる。その結果、履歴型ダンパーに破断などの予期せぬ不具合が発生しても、超弾性筋かいがバックアップ効果を発揮して倒壊を免れるような応答解析例が得られた。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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