5層鉄骨試験体の振動台実験に基づく構造損傷検出手法の検証 _-_その2 直接層剛性同定手法の検証_-_
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概要
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損傷検出手法の検証のため行われた、鉄骨造試験体の振動台実験結果に、層の上下の加速度記録から層剛性を直接同定する手法を適用し、手法の損傷検出能力についての検証を行なった。その結果、適用した層剛性同定手法により、間柱やブレースの除去に伴う40_から_70%という大きな層剛性低下や、柱や梁のスプライスプレート除去に伴う5_から_20%程度の小さな層剛性低下が検出可能であった。このことから、提案する層剛性同定手法は、損傷検出手法として大きな可能性を有することが確認された。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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