風杯式風速計の動特性解析
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概要
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風杯式風速計の最大の長所は風向きに無関係であることであり、回転数と風速がほぼ比例関係にあること、短所は風杯の空気力を動力とするため、風速の乱れによって回転数が変わることである。ロビンソン風速計は4つの半球穀を軸に平行に取り付けたものであるが、現在は3カップ式の風速計が主流である。これは主に慣性能率の小ささにより風速の息のある場合にも忠実に追従する度合いの高さから選ばれているようであるが、本研究では1周期のカップに作用する揚抗力、駆動トルクを元にその動特性を解析的に計算し、3杯式風速計が動特性においてもロビンソン風速計よりも優ることを理論的に示した。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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