多倍長計算環境下での L-curve 法の適用に関する注意
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概要
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解析函数核の第一種積分方程式の数値解析において、Tikhonov正則化法を適用した場合の正則化パラメータの選択に関していくつかの注意を与える。Tikhonov 正則化法の離散化を用いた数値計算では Hansenの提案する L-カーブ法が最適パラーメタの選択についての指針を与えると言われているが、多倍長計算環境下ではこの手法が必ずしも適切ではない。この事実をいくつかの数値計算例を通して示し、L-カーブ法の問題点を指摘する。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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