速度依存型構成則を用いたチューブハイドロフォーミングの塑性不安定解析
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概要
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近年、塑性加工分野においてチューブハイドロフォーミング(THF)への期待が高まっている。THFでは、薄肉の金属管が内圧を受けることで非常に大きなひずみを生じることが特徴であり、その結果として塑性不安定状態から最終的に破断に至ることが知られている。THFの実用化に向けては、薄肉管の塑性不安定現象を的確に予測する手法の開発が不可欠である。THFのような薄肉管の大変形においては、変形の速度依存性が無視できない。本研究では、J<SUB>2</SUB>流れ則に基づく速度依存型構成則を用いたTHFの有限要素解析を行った。異なるひずみ速度依存性を表す材料定数を用いた場合の結果を比較し、THF解析における変形速度の影響について考察した。
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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