EMSシステムを用いた粘度測定のアプリケーション
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概要
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粘度測定は、液体を扱うほとんどの工業分野で必要とされ、その要求は多岐にわたっている。しかしながら、粘度計測技術の分野において、技術革新が長らく起こっていないこともあり、従来法では、それらすべての要求に応えきれていない。例えば、従来の粘度計測法では、測定前後における装置調整や洗浄等に時間を要する、測定者にある程度のスキルが要求される、開放系でしか測定できない等の課題がある。筆者らは、このような状況を鑑み、従来の常識的な液体の粘度測定とは一線を画した非接触型の粘度測定技術である電磁スピニング(EMS)法を用いて、液体の粘度を高精度に計測できるシステムを構築し実用化に至った。EMSシステムを用いることで、今までの課題を解決することが期待でき、様々な分野で粘度計測の機会拡大に繋がると考えられる。今回、このEMSシステムの特長を活かした粘度測定の適用例を紹介する。
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日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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