VR技術を用いた体験型道路交通騒音評価システム
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概要
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著者らは既往の研究においてVR(Virtual Reality)技術に基づいた道路交通騒音評価システムの構築を行った. 本システムは,幾何音響理論に基づき観測者の位置における道路交通騒音をリアルタイムに計算しており,没入型投影技術に基づき構築したVR空間内において,自動車のCGアニメーションに同期した道路交通騒音をスピーカーにより聴覚情報の提示を行い,またCGを用いた音圧レベルの等値面描画により視覚情報の提示を行うものである. 観測者は,コントローラーを用いてVR空間内を自由に移動することが可能であり,舗装,走行速度などの走行条件や,大型車,普通車,バイクなどの車種及び遮音壁の高さ,高架橋,建物,盛土,切土などの道路周辺環境を変更することが可能である. しかし既往のシステムでは,シミュレーション可能な道路周辺環境が限定的であった.そこで本論文では,新たな道路周辺環境としてトンネルのシミュレーションを可能とした.
- 日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」の論文
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」 | 論文
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